千年後も変わらない里山のある暮らし。持続可能な未来を考える

さとやまシューレと「里山まちづくり」

「里山まちづくり」とは、岐阜県美濃加茂市と加茂郡の町村が連携し、自然資源の宝庫である里山と里山のある暮らしの可能性を発展させるための新しい構想です。美濃加茂市と加茂郡の地域間はもちろん、地域の民間団体や個人と連携して里山保全活動や啓蒙活動、人材育成事業を展開しています。

かつて、日本における里山の暮らしは、植物や生き物、その他自然の恵みを利用した持続可能な暮らしでした。しかし現在、石油を始めとした化石燃料や電気の普及、安い外材の輸入など、里山の恵みを利用しなくなったことにより里山の暮らしが失われようとしています。しかし、全人類が今の日本人と同じ暮らしをすると、地球が2.9個必要だと言われているように、私たちの暮らしは持続可能ではありません。2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にはSDGs*(世界を変えるための17の目標)が記載され、サミットでは『我々は、地球を救う機会を持つ最後の世代になるかもしれない』とのメッセージが宣言されました。
*SDGs(Sustainable Development Goalsの略、エスディージーズ、持続可能な開発目標のこと)

市内に多くの里山エリアを有し、都市部から周辺の里山地域への入り口とも言える岐阜県美濃加茂市では、この地球を後世に残すために、里山での暮らしはとても重要なヒントになると考えています。このウェブサイトの「シューレ」とは、ドイツ語で学びという意味の言葉です。多くの人がこの里山の暮らしを学び、今の暮らしに取り入れることで、持続可能な暮らしを実現することができるのではないでしょうか。

運営について

「さとやまシューレ」は、岐阜県美濃加茂市と川辺町、白川町、東白川村、団体や個人が連携して運営しています。

[運営主体]
岐阜県美濃加茂市、川辺町、白川町、東白川村

[協力]
岐阜県立森林文化アカデミー、可茂森林組合

[制作・編集]
ディレクション・デザイン:黒元 実紗(STUDIO crossing)
ライター:吉満 智子(o-hana)
カメラマン:黒元 雅史(STUDIO crossing)

お問い合わせ
岐阜県美濃加茂市市民協働部まちづくり課
電話0574-24-0108

この事業は「令和 2 年度岐阜県清流の国ぎふ推進補助金」を受けています

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